多治見市 小児科 循環器科 アレルギー科 中村こどもクリニック
中村こどもクリニック
  • 小児科
  • 循環器科
  • アレルギー科
  • 0572-24-1717
  • 〒507-0042 岐阜県多治見市前畑町3-76-4

食物アレルギー

アレルギー管理表について

現在、アレルギー疾患生活管理指導表(俗称:アレルギー管理表)は原則、(園医、校医でなければ)無料です。

必要な方はお問い合わせください。

エピペンについて

食物アレルギーの治療でアナフィラキシー症状が出現する可能性がある方はエピペンの処方が必要な場合があります。

エピペンの処方が必要と医師が判断した場合、指導を行なった上で処方させていただきます。

ご心配な方はいつでもご相談ください。

舌下免疫療法について

スギの花粉症、ダニアレルギーでお悩みの方は舌下免疫療法という治療法があります。当院で治療が可能ですのでご希望の方はご相談ください。

概略

食物アレルギーは特定の食物によって誘発されるアレルギー反応です。アレルギー反応は口から摂取する場合が多いですが、皮膚に付着したり、吸い込んで起きる場合もあります。食物として多いものは鶏卵、牛乳、小麦などがありますが、多種にわたります。

原因について

アレルギーを誘発する物質をアレルゲンと言いますが、食物はその食材に含まれるタンパク質の一部がアレルゲンになります。人の体に元々備わっている感染症(細菌、ウイルス等)から防御するための免疫機能のバランスが崩れるとアレルギーが発症しやすくなります。原因となる食物は前述の鶏卵、牛乳、小麦のほかにはピーナッツ、クルミ、ソバ、エビなどがあります。

症状

大きく分けて以下のタイプがあります。

食物アレルギーの関与する乳児アトピー性皮膚炎
即時型食物アレルギー
食物依存性運動誘発アナフィラキシー
口腔アレルギー症候群
新生児・乳児消化管アレルギー

タイプによる説明

食物アレルギーの関与する乳児アトピー性皮膚炎
特徴

赤ちゃんの皮膚の状態が悪く治りにくい湿疹が特徴です。離乳食が始まる前に診察されることをお勧めします。食物アレルギーを起こす食材があると症状が発現する可能性があります。

診断

詳しい問診を取ることがとても大事です。

疑わしいアレルゲンに関しては当院では血液中のIgE抗体測定を行なってします。アレルゲンを確定したら除去食による症状の改善があるかどうかを確認します。確定診断には食物経口負荷試験になりますがリスクが高いと判断した場合は当院で行います。

治療

皮膚のバリア機能が低下しているためスキンケアが重要になります。

即時型食物アレルギー
特徴

原因となる食物を食べて直後から2時間以内に皮膚、粘膜、呼吸器、消化器などに症状が現れるものです。

食材は幅広く乳児期は鶏卵・牛乳・小麦が多く乳児期に入ると木の実類、ピーナッツ、果物、ソバ、甲殻類などに広がる傾向があります。

症状は皮膚、呼吸器、粘膜、消化器、全身と重症化すると症状の出現する器官や症状も重くなりアナフィラキシー症状になり呼吸困難、意識低下、血圧低下など生命に危険が及ぶことがあります。

診断

と同様になります。

食物経口負荷試験は危険な場合が多いので当院または医療機関で行う必要があります。

治療

アナフィラキシー症状の疑いがある場合は一刻も早くエピペンの使用と救急搬送を心がけましょう。エピペンは医師以外でも使用できるようにしておきましょう。

経口負荷試験を行い微量で開始可能になれば時間をかけて量的に範囲を広げることができます。食べる量の範囲は医師と相談して決めましょう。

食物依存性運動誘発アナフィラキシー
特徴・治療

学童期以降に出現することが多いタイプです。特定の食物を食べて大部分は2時間以内に運動すると症状が出ることが多いです。運動しなければ症状は出現せず運動により誘発されます。運動以外に疲労、睡眠不足、感染症、ストレス等の体調不良が誘発原因になることもあります。

5時間目の授業が体育の場合症状が起きやすいため注意してください。アナフィラキシー症状と同様の症状が出現することが多いのでとエピペン・救急搬送は同様です。

口腔アレルギー症候群
特徴

生の果物や野菜、大豆(主に豆乳)などを口にした後に唇、口の中、のどなどにかゆみや痛みといった違和感を感じるものです。特定の花粉症との関連性が考えられています。花粉とのタンパク質であるアレルゲンと類似した構造の果物を食べたときに交差反応が起き症状が出現するものです。大部分は軽傷ですがアナフィラキシーを起こすこともあります。加熱すれば症状が起きにくくなりますが、原則は口にすることは避けた方がいいと思います。花粉症との関連以外にはラテックス(ゴム)アレルギーとの関連性も報告されています。

新生児・乳児消化管アレルギー
特徴

主に粉ミルクに含まれる牛乳のタンパク質で起きるアレルギーで下痢、血便、嘔吐、腹部膨満などの症状が出現します。

出現するまでの時間は比較的ゆっくりでアナフィラキシー症状のように短時間ではなく1日以内に出現するものです。

治療

アレルギー用ミルクに切り替えると大部分は良くなります。

アレルギー用のミルクは現在明治しか製造していません。具体的には医師にご相談ください。

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